イースターの祝日とは?2023年の日付けと意味も

イースターというと春先の祝日というイメージがあるかもしれませんが、イースターに関わる祝日は冬の終わりから春にかけていくつもあります。今回は、2023年のイースターに関わる祝日の日付けとそれぞれの意味について、まとめました。

イースターに関わる祝日たち

2023年のイースター休暇と各祝日の意味

イースターとは十字架にかけられたイエス・キリストが復活したことを祝う日です。このイースターの前後が休日となります。
下記の記事で、2023年のイースター休暇の日程のほかに、それぞれの祝日も紹介しています。「聖金曜日」、「イースター(復活祭)」、そして「イースターマンデー」に何が起こり、何を祝っているのかを解説しています。

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「棕櫚の聖日」はイエス・キリストがエルサレムに入城した日

「棕櫚の聖日」はイースターから一週間前の日曜日で、イエス・キリストがエルサレムに入城した日を指しています。エルサレムの人々は救世主がやってきたことを祝い、ヤシの木の枝を手にして迎えます。

ところで、なぜ人々はヤシの木の枝を持っていたのでしょうか。

下記の記事では、ヤシの木の枝の意味や棕櫚の聖日と呼ばれる理由などを解説しています。

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「聖木曜日/洗足木曜日」に最後の晩餐が開かれた

「聖木曜日」または「洗足木曜日」と呼ばれる木曜日は、イースター直前の木曜日です。この日に、イエス・キリストは弟子である12使徒と一緒に最後に食事をした日です。

ドイツ語では緑の木曜日が直訳の「Gründonnerstag」と言い、英語では命令の木曜日という意味の「Maundy Thursday」と呼ばれて、全く違う表現が用いられています。それぞれどのような意味合いでこのように名付けられているのでしょうか。

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イースターの聖日のひとつ「聖木曜日(洗足木曜日)」は、キリストが十字架につけられる前日のことです。最後の晩餐が開かれた日としても知られていますが、「洗足木曜日」という別称があり、どのような意味があるのでしょうか。この記事では、「聖木[…]

最後の晩餐には間違いがあった?

また「最後の晩餐」をテーマにして、多くの画家たちが描いてきました。その典型的な構図は、イエス・キリストを中心にして長テーブルに着席している12使徒ですが、この構図には当時の生活習慣では考えられない構図になっています。

「最後の晩餐」の絵画の間違いとは何だったのでしょうか。

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レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』は、イエス・キリストと12使徒が一緒にした最後の食事を描いた有名な絵画です。この絵画には、イエス・キリストを裏切った弟子として有名な通称裏切り者のユダも描かれているのですが、どこに描かれているのでしょ[…]

「聖霊降臨祭」には聖霊が下りてきた

「聖霊降臨祭」はイースターから40日も経っているのですが、イースターに関わっています。「聖霊降臨祭」を迎えて、ようやくイースターの一連のお祝いが終わります。

「聖霊降臨祭」は使徒たちが大変不思議な体験をするのですが、どのようなことが起こったのでしょうか。また、聖霊降臨祭はドイツでは祝日ですが、キリスト教の影響が強い国でも祝日になっていないヨーロッパ内の国もあります。その理由とは?

まとめ

イースターというと毎年4月頃にあるイースター休暇が思いつきますが、イースターに関連した祝日というのはなかなか多いもの。キリスト教に関連した祝日になるわけですが、これを国民の祝日をしている国々も多いので、一度それぞれの意味を確認してみてはいかがでしょうか。