【2022年ドイツ】イースターの由来と楽しみ方とは?気を付けることも

2021年もイースターがやってきました!

春先の連休って、ちょっと嬉しくなってきますよね。

ドイツでイースター休暇を過ごす方は、家族と一緒に過ごされる方も多いはず。

しかし今年のイースターは、コロナの影響でさまざまな規制があり、親戚一同介して祝うことができずに寂しいなと思われている方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、家族みんなが揃っていなくてもイースターを楽しむ方法をご紹介します。イースター休暇を楽しく過ごすために、参考にしてみてください。

2022年のイースター休暇はいつ?

イースター休暇は4月15日から4月18日まで

2022年のイースター休暇は4月15日(金)~18日(月)までの4日間です。

イースターは春分後の最初の満月を迎えた次の日曜日なので、毎年、変動します。

今年は4月の3週目の週末になりました。

イースターの各祝日の意味

  • 4月15日「聖金曜日」:イエス・キリストが十字架にかけられた受難を記念する。
    ※受難がなぜ記念すべきことかと言うと、キリストが十字架にかけられたことで、すべてのキリスト教徒の罪をキリストが請け負ってくれたと考えるからです。
  • 4月17日「復活祭」:イエス・キリストが蘇られたことを祝福する。
  • 4月18日「イースターマンデー」:復活祭の翌日。

「イースター」の由来とは?

「イースター」とはイエス・キリストの復活を祝うこと

「イースター」は「クリスマス」や「ペンタコステ(生誕降臨祭)」に並ぶキリスト教の三大行事のひとつで、十字架にかけられ亡くなったイエス・キリストが3日後に復活されたことを記念する祝日です。そのため「復活祭」と呼ばれることもあります。

「キリストの復活」とは…
キリストは亡くなると岩穴に葬られました。
3日が経ち、キリストを親愛するマグダラのマリアなど女性たちが岩穴に行ってみると、キリストの姿はありませんでした。しかし、体に巻かれた亜麻布だけが残されていました。
そして間もなく、弟子たちの前にキリストは姿を現したのです…。

亡くなった人が復活するなんて信じにくいことですが、キリストには他にもたくさんの奇跡と呼ばれる信じ難いエピソードがあります。

例えば、たった2つのパンと2匹の魚で5000人の人々をお腹いっぱいにした、とか。そんな奇跡を起こせたのは、キリストが人の姿をした神さまだからだと、キリスト教では考えられています。

イースターとはそんな奇跡を起こす神さまのお祝いだということを思い出してみたら、いつものイースターとは違った印象になるのではないでしょうか。

ドイツ語でイースターのカードの書き方は?

イースターの過ごし方
イースターは、メッセージを送ったり、エッグハントにイースター料理など楽しみ方がいろいろあります。

ドイツ語でイースターメッセージを送ろう

いきなり、ドイツ語‼ハードル高い~

確かに、イースターのメッセージをドイツ語で書くのは難しく思われるかもしれませんね。

でも、安心してください。

ここでは優しいドイツ語だけれど、心のこもったメッセージをご紹介します。ドイツの親戚や友人にメールやメッセージカードで、短くてもドイツ語でメッセージを送れたら、きっと“ほっと”してくれますよ。

メッセージは“Frohe Ostern”から始める

イースターのメッセージは“Frohe Ostern!”から始めましょう。それに続けて、次のような文章を書いてイースターをお祝いしましょう。

  • “Ich wünsche dir fröhliche und sonnige Ostertage!”
    「幸せで晴れたイースターの祝日になるように願っています」
  • “Genießt den Frühling und verbringt ein fröhliches Osterfest!”
    「春を楽しみ、幸せなイースターになるように!」
  • “Ich wünsche Ihnen frohe Ostern und erholsame Feiertage!”
    「幸せなイースターで、リラックスした休日になることをお祈りしています」

少しドイツ語に自信がある方なら、さらに相手の健康を気遣うような文章を書き添えて、最後に自分のサインをして終わりです。

短い文章でもドイツ語でメッセージを書けば、喜ばないドイツ人はいないでしょう。ぜひ試してみてください。

イースターの楽しみ方いろいろ

イースターエッグで遊んでみよう

イースターを卵でお祝いするようになったのは、卵の殻を破って生まれてくる鳥の赤ちゃんの様子を、埋葬された岩穴からキリストが出て復活したことになぞらえたから、だとか。

つまり、卵は蘇りの象徴なんですね。

中世にはすでに、イースターに装飾した卵をお墓に飾る習慣もあったそうです。それ以来、イースターではきれいに彩色をした卵を庭先に飾ったり、卵を食べたり習慣があるのです。

イースターバニーが隠した卵をエッグハント!

イースターではイースターバニーが卵を持ってきて庭に隠すと言われています。

子どもたちがその庭に隠された卵探すのが「エッグハント」。ドイツでも自宅の庭で卵を探す子供たちの姿が見られます。

では、なぜ「イースターバニー」が卵を運んでくるのでしょうか。

その理由ははっきりしていません。しかし、いくつかの説が残っています。

  • ゲルマン神話に登場する女神エオストレに仕えるウサギが春の訪れを祝して色付けされたきれいな卵をエオストレに贈ったという説。
  • ドイツでイースターの頃に野ウサギが裁判官となって子供たちをいい子か悪い子かを評価したという説。
  • ウサギが多産のため繁栄のシンボルとなり、いつからかイースターと結びついたという説、など。

イースターエッグの遊び「オースターアヤーティットゥシェン」

イースターエッグを使ったゲームで「オースターアヤーティットゥシェン」はご存知ですか。

長い名前…
ばどほん

ドイツ語で書くと”Ostereiertitschen”です。ちょっとシンプルになった?

このゲームは、茹でた卵と卵をお互いにぶつけ合って、誰の卵が最後まで割れないかを勝負するゲームです。

イースターの朝食でよく遊ばれるゲームで、席についている人たちがそれぞれ1個の茹で卵を持ち、卵のとがっている方同士、または丸くなっている方同士をぶつけ合います。

最後まで割れなかった人が勝ちという単純なゲームですが、イースターの朝を楽しく迎えられますよ。

イースター料理やパンを堪能しよう

復活祭の晩は贅沢に過ごす

復活祭の夕食は、贅沢なお料理で過ごすのがドイツでのイースターの習慣です。

定番はうさぎ肉や羊肉のロースト

ローズマリーの香り高い濃厚なブラーテンソースと一緒に、ブロッコリーやカリフラワーなど彩り豊かな野菜を添えて春らしさを演出。素敵なイースターディナーになること間違いありません。

キリストの復活に併せて、春の訪れも一緒に祝う心躍るイースター料理です。

イースターのパン「オースターブロット」を味わう

ドイツではイースターに「オースターブロット(Osterbrot)」と呼ばれるイースターにしか食べない特別なパンがあります。

丸い形はキリストが十字架にかけられたゴルゴタの山を表し、パンの上に刻まれた「X」の切り込みは十字架を表しています。パンの色が黄色みがかっているのは、キリストが太陽であることを象徴しています。

レーズンやアーモンドなどのドライフルーツも入り、香ばしく焼き上げられたおいしいパンです。

朝食には卵料理を

イースターの朝食には、卵料理が欠かせません。前述した茹で卵もしかり、卵とチーズのココットなどちょっと手の込んだお料理をする家庭もあります。

金曜日にはお肉は控えて

伝統的に聖金曜日に肉料理を食べないことが習慣になっています。肉がキリストを連想させることから、受難の日となった聖金曜日には肉料理を食べません。

肉料理はだめですが、魚料理なら食べてもいいとされています。イースター時期のドイツでは、鱒やパイクパーチなどの魚料理が振舞われることが多いでしょう。

イースターを楽しむために気を付けること

傘の準備を忘れずに

イースター時期のドイツは、抜けるような青空に暖かい日差しが気持ちのいいときがあるかと思えば、急に曇って雨が降ってくるということもあるお天気が変わりやすい季節です。

イースターにはお散歩をされる方も多いはず。長めの散歩に出られるときは、雨傘などの雨対策も忘れずに

せっかくのイースターが雨でびしょびしょになってしまっては、残念な思い出になってしまいます。

まとめ

2021年のイースターは4月初めの週末です。金曜日から月曜日までの休暇の間に、イースターならではの遊びやお料理を楽しんでみてください。

なぜイースターが祝われるのか、その由来も覚えておくと、より趣深いイースターになるでしょう。