2022年6月1日より、ドイツから日本への入国では、入国後のコロナ検査や隔離がなくなりました。規制がゆるくなった理由は、ドイツが「青」に区分されたからとのことですが、では、この色区分とはどんな意味があるのでしょうか。
この記事では、2022年6月1日からゆるくなった入国規制の内容と、コロナの感染状況などによって国や地域の色分けの意味などを紹介します。
青区分「ドイツ」から日本への入国で緩められた規制とは?
日本に入国後のコロナ検査はなし
2022年6月1日以降、日本に入国してから受けるコロナ検査はなくなりました。
この検査はかなり時間がかかっていて、数時間待ちという状況もあったそう。入国後のコロナ検査がなくなってホッとしました。
出国72時間前のPCR検査の結果は、まだ必要です!
PCR検査も早くなくなってほしい…
隔離期間もなし
日本に入国したらコロナ検査の結果に関係なく求められていた自宅待機などの隔離ですが、同じく2022年6月1日から、なくなりました。コロナワクチンを接種していない人でも、隔離がありません。またワクチンを接種した回数にも関係ないので、ワクチンを1回しか打ってない人でも隔離されません。
公共交通機関の利用可
現在では、日本に入国後すぐから公共交通機関を利用できます。一時期は、バスや電車などの公共交通機関に加えてタクシーの利用も認められていませんでしたが、使えるようになっています。
この公共交通機関に関する規制緩和は、6月1日以前にも行われていたようです。今回の規制緩和の内容を調べている間に知った事実でして、すでにご存じの方も多いかもしれませんね💦
ドイツの青区分って何?
「青」「黄」「赤」に国や地域を区分
2022年6月1日からの規制緩和は、国や地域を「青」「黄」「赤」の三色に分けて、その色によって規制内容が違います。
どのように色分けされるのかと言うと、その国や地域でのコロナの流行状況やコロナワクチンの有効性や接種率、日本へのコロナの流入の危険性などから判断されるそうです。
「青」<「黄」<「赤」
ドイツが区分された色は「青」です。
「青」がコロナについての日本へ感染させる危険度が最も低いと評価されて、「黄」、「赤」の順で危険度が高まっていきます。
ただし、何が要因で、また何が決め手となって、ドイツは青色のように区分されたのかが、私が調べた範囲ではわかりませんでした。
色別の規制内容
日本は外国または外国の地域をワクチンの接種状況によって、「赤」「青」「黄」の3色に分けました。色の違いによる規制は、次の通りです。
「青」に指定された国や地域の入国者の規制
ワクチン接種をしてもしなくても、入国時のコロナ検査なし、待機もなし。
ただし、入国72時間前のPCR検査は各自が実施します。
「黄」に指定された国や地域の入国者の規制
コロナワクチンを3回接種していれば、入国時のコロナ検査なし、待機もなし。
それ以外の入国者は、入国時のコロナ検査と待機あり。
「赤」に指定された国や地域の入国者の規制
コロナワクチンの接種の有無に限らず、入国時のコロナ検査と待機あり。
公共交通機関は色区分に関係なく利用可
公共交通機関の利用についてですが、指定された国や地域の色区分に関係なく、日本に入国後24時間なら利用できます。つまり「青」や「黄」はもちろんのこと、「赤」に区分された国や地域から日本に入国した場合でも、バスや電車が使えます。
自宅まで帰りやすくなりましたね。
まとめ
日本に着いてからのコロナ検査がなくなり、隔離も亡くなったというのは、これから日本に帰る予定の方には朗報ですね!このような規制が緩和されたのも、ドイツが「青」に区分されたから。青色以外の「黄」「赤」に区分された国や地域の人は、まだコロナ検査等の規制がありますので、ご確認ください。
また別記事では、ドイツ人国籍の方で日本に帰られるときに必要なビザ申請についての照会予定。しばらくお待ちください。
最後までお読みいただきありがとうございました。では、また!