「耳たぶ」や「えくぼ」のドイツ語は?難易度高めのドイツ語表現を紹介

「耳たぶ」ってドイツ語で何と言うか知っていますか。難しい言語として名高いドイツ語で、さらにあまり使わない言葉となるとかなり厄介です。

先日、ドイツ生まれドイツ育ちの私の娘も「耳たぶ」をドイツ語で言おうとしたのですが出てこないため、会話が止まってしまいました。

今回は、日常的にはあまり使わないかもしれないけど知っていると得をするかもしれない「顔のパーツ」のドイツ語を集めてみました。クイズ形式でまとめてみましたので、ドイツ語力を試してみてはいかがですか。

ドイツ語でなんて言うの?<ちょっと難しい顔パーツ編>

「耳たぶ」はドイツ語でなんて言うの?

A.「耳たぶ」はドイツ語で「Ohrläppchen」

「Ohrläppchen」は、「Ohr」と「Läppchen」で成り立っています。「耳」を意味するドイツ語「Ohr」に、「Läppchen」は「Lappenの小さいもの」という意味の言葉が続きます。「Lappen」とは「小さな布」という意味で、普段ではテーブルなどを拭く「ふきん」や、「雑巾」という意味で使われることが多い言葉です。

「耳についている小さな布」、それが「耳たぶ」…わからなくもないですね。

例文:
„Die Ohrläppchen sind gerötet.“
「耳たぶが赤くなった」

目の「二重まぶた」はドイツ語でなんて言うの?

A.「二重まぶた」はドイツ語で「die doppelte Lidfalte」

「doppelt」は「二重の」という意味の形容詞です。「Lidfalte」の「Lid」は「まぶた」を意味する「das Augenlid」を省略していて、「die Falte」は「しわ」を意味しています。

ドイツ語で「二重まぶた」は「二重のまぶたのしわ」という言い回しになります。

ば「まぶたのしわ」…確かにそうだけど、直接的すぎて(笑)

例文:
„Japaner finden die doppelte Lidfalten niedlich, oder?“
「日本人は二重がかわいいと思ってるんでしょ?」

「えくぼ」はドイツ語でなんて言うの?

A.「えくぼ」はドイツ語で「Grübchen」

「Grübchen」は「Grubeの小さいもの」という意味ですが、「Grube」とは「くぼみ」のことです。たしかに「えくぼ」は頬の下の方にできる「くぼみ」に間違いありませんものね。

例文:
„Die Grübchen, die entsteht, ist so süß, wenn sie lächelt.“
「笑った時に出るえくぼがかわいい」

「髪の生え際」はドイツ語でなんて言うの?

A.「髪の生え際」はドイツ語で「Haaransatz」

「Haaransatz」は髪を意味する「Haar」に、「Ansatz」という言葉で成り立っています。「Ansatz」には「始まり」という意味があり、ある部分からほかの部分へ移る箇所という意味が含まれているので、腕ならば「腕の付け根」を指しますし、髪の毛ならば「生え際」や「髪の付け根」という意味になります。

例文:
„Das Haaransatz macht mir in letzter Zeit zu schaffen.“
「最近生え際が気になる」

「ほうれい線」はドイツ語でなんて言うの?

A.「ほうれい線」はドイツ語で「Nasolabialfalte」や「Lachfalten」

「Nasolabialfalte」は医学用語としても使われているだけでなく一般的にも知られている「ほうれい線」を意味する言葉です。「Nasolabial」が鼻から唇にかけての部分を指していて、「Falte」がしわを意味しています。

「Lachfalten」も「ほうれい線」を意味して、より親しみやすい言葉です。直訳すれば「笑いじわ」で、確かに笑った時にほうれい線は出てきますから頷ける表現です。

例文:
„Wie entstehen Lachfalten und wie können sie entfernt werden? “
「どうしてほうれい線はできるの?どうやってほうれい線を消せる?」

まとめ

顔のパーツであまり使われないけれど知っていたら得をするようなドイツ語を紹介しました。どれだけの言葉をご存知でしたか。

ドイツ語は説明的な言葉が多いですが、今回ご紹介した「die doppelte Lidfalte」や「Grübchen」なども名詞でありながら説明をしているという印象を受けました。難しいと思われがちなドイツ語ですが、このように言葉を理解していくと楽しみながら学べるのではないでしょうか。