「アドベントクランツ」の作り方!ろうそくが4本の意味も解説

クリスマスの1カ月前から始まる「アドベント」。このアドベントに欠かせないのが、「アドベントクランツ」です。

皆さんは、もう用意されましたか?

私は毎年「アドベントクランツ」を作っています。なぜなら「アドベントクランツ」は意外と簡単に作れるからです。

また、自分好みにデコレーションができるというのも◎

この記事では、「アドベントクランツ」の作り方を紹介します。また「アドベントクランツ」の意味も併せて解説します。

そもそも「アドベントクランツ」とは?

「アドベントクランツ」の意味は「キリストと永遠の愛」

「アドベントクランツ」にはいくつかの意味が込められています。

まず、アドベントクランツのクランツが「冠」という意味なので、まもなく生まれるイエス・キリストを表しています

「アドベントクランツ」はドイツ語の「Adventskranz(アドヴェンツクランツ)」から派生したカタカナ語です。「Advent」とは「待降節」のことで、「キリストが生まれるまでのお祝いの期間」という意味です。「Kranz」は「冠」という意味があります。

また「アドベントクランツ」の一般的な形は円型ですが、円には終わりがないことから、神様の永遠の愛を象徴しているとも言われています。

「アドベントクランツ」の4本のろうそくでカウントダウン

「アドベントクランツ」には必ず4本のろうそくが使われます。クリスマスの4週間前からろうそくに一本ずつ火を灯していき、クリスマスまでのカウントダウンを楽しみます。

最初のろうそくを灯すのは、クリスマスから数えて4週間前の日曜日です。

今年2021年は11月28日の日曜日が1本目のろうそくを灯す日です。この日を最初にろうそくを灯す日のことを、「第1主日」「第1アドベント」と言います。

日曜日が来るたびに、灯すろうそくの数を増やしていき、クリスマス前の最後の日曜日には4本全部のろうそくに火がともります。

こうして灯されるロウソクの数が増えていくことで、クリスマスまで残り3週間、2週間とカウントダウンをしていくことで、クリスマスの喜びも増していくのです。

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【アドベントクランツの作り方】材料篇

ここからはアドベントクランツの作り方を紹介します。まずは必要な材料を揃えるところから始めましょう。

材料は「土台」「もみの木の枝」「ワイヤー」の3つ

アドベントクランツを作るために必要な基本の材料は、「土台」「もみの木の枝」「ワイヤー」の3つです。

土台は藁で作られたものが伝統的

アドベントクランツの土台は、藁(わら)を束ねてリング状に作られているものが伝統的です。一度、用意すれば、毎年使えるので、一つ用意しておくといいでしょう。

もみの木の枝は花屋やホームセンターで

もみの木の枝は、アドベントシーズンの前から花屋やホームセンターなどで2~3本程度が束になって売られます。

私は直径40センチほどの土台に、2束のもみの木の枝を用意しています。

ワイヤーは緑色がおすすめ

フラワー資材などとして売られているワイヤーは、土台にもみの木の枝にくくりつけるために使います。ドイツ語ではDrahtと呼ばれています。

ワイヤーが目立ちにくくないように、緑色のワイヤーがおすすめです。

また、ワイヤーを切るためのペンチも用意しておきましょう。

ろうそく4本とキャンドルホルダーを忘れずに

アドベントクランツで欠かせないのがろうそくで、必ず4本用意します。そして、ろうそくを立てるためのキャンドルホルダーも用意します。

ろうそくの選び方

店頭には太いものから細いもの、またさまざまな色のものが見かけられますが、伝統的だと考えられているのは赤いろうそくです。

ただし、赤でなくてはいけないというルールはありませんので、お好みで好きな色、好きな太さのろうそくを選んでみてください。

ただ、太いろうそくを選ぶときは、アドベントクランツに乗せられる太さになるように注意してくださいね。

デコレーション用にグリューガンがあると便利

ここからはお好みなのですが、アドベントクランツにリボンや松ぼっくり、クリスマスツリーに飾るようなオーナメントボールなどを飾り付けたい方もいるでしょう。

その場合は、グリューガンがあると簡単にデコレーションをつけられます。

もみの木の枝がふさふさしているため、デコレーションは固定しにくいのですが、グリューガンなら多少の凹凸があってもデコレーションが簡単につけられて便利です。

【アドベントクランツを作り方】組み立て篇

【作り始める前に】太めの枝を土台に固定することを考える

 

アドベントクランツの作り方のポイントは、土台にもみの木の枝を、ワイヤーを使いながら力技で固定していくことです。

新鮮なもみの木の枝ははりがあり、クランツに沿わせてしならせたぐらいで折れたりしません。でも言い換えれば、クランツの形状に合わせて枝をしならせて、同時に土台に固定するのが至難の業。

小枝がクランツの外に飛び出すのが気になるかもしれませんが、あまり気にせず、まずは太い枝を土台に固定することを考えながら作業を進めていきましょう

【ステップ1】土台にもみの木の枝を乗せる

アドベントクランツにもみの木の枝を乗せてみましょう。

丸い土台に枝が張ったもみの木の枝は乗せにくいのですが、この段階では、どのあたりに枝を配置するのか見当をつけるだけですので、あまり神経質にならずに置いてみてください。

【ステップ2】一枝ずつワイヤーで固定

 

もみの木の枝を小分けに切り、1本ずつ土台に固定していきます。

もみの木の枝の根元の方にワイヤーを巻きつけて、もみの木の枝と土台を括りつけるようにしてワイヤーを巻きつけていきます。

ワイヤーを2センチほど残してカットして、カットしたワイヤーの先は土台に指しこみます。

この作業を繰り返して、土台全部に枝を取り付けます。

もみの木の枝で土台が見えないようにするのがポイントです。そのため、十分な量の木の枝を用意して、大胆に土台に木の枝をつけていきましょう。
余ったもみの木の小枝も捨てることなく、ワイヤーと土台の隙間に差し込んでいきます。
木の枝の密度が高い方が贅沢なクランツに仕上がります。

【ステップ3】デコレーションとろうそくの固定

キャンドルホルダーの位置を決めてから、デコレーションを取り付けます。

アドベントクランツはろうそくが主人公。ろうそくが立った時にきれいに見えるような位置を確認してから、キャンドルホルダーの位置を決めます。そして、アドベントクランツに差し込み固定します。

デコレーションをグリューガンを使いながら取り付けて、最後に、ろうそくをキャンドルホルダーに立てれば、アドベントクランツのできあがりです。

ろうそくはまっすぐ立っているのがきれいなので、ろうそくを立てるときは360℃全方位から確認しながら、慎重にろうそくを立てましょう。

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まと

アドベントクランツの意味と作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか。

アドベントクランツを作るのは難しそうかと思った方もいるかもしれません。

でも、私の経験では、思ったよりも簡単というのが、初めて作った時の印象でした。

そして何より自分でデザインできるのが嬉しかったです。

第1アドベントまでもうまもなく。まだアドベントクランツを用意していない方は、ぜひオリジナルのアドベントクランツに挑戦してみてくださいね。

ばどほん

私もこれから花屋に直行です💦

最後まで読んでくださってありがとうございました。では、また!

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