【2021年のクリスマスを振り返る】コロナだから…クリスマスでの両親の心情に変化が!

「クリスマスは家族と一緒に過ごすもの」というドイツ流のクリスマスにはすっかり慣れましたが、コロナ禍とあっていろいろと行動が制限されました。

でもそれがかえって家族との貴重な時間を過ごす機会になることも。

2021年の我が家のクリスマスの覚書として書かせていただきます。

コロナ禍のクリスマス:いつもと同じこと

おばあちゃん、おじいちゃんがやって来る

ここ数年のこと、私の義理の両親が我が家に来てクリスマスを祝うようになりました。それ以前は、私たち家族が義理の両親を訪ねていたのですが、高齢のため、クリスマス準備とクリスマス中の食事の用意など、いわゆる「クリスマスストレス」が酷くなってきたので、私がバトンタッチした形です。

子どもたちにとってはおばあちゃんやおじいちゃんに会えることが嬉しく、今年あったできごとなどをお互いに報告し合います。

ただ我が家でクリスマスを過ごすようになって、一人で過ごす時間も増えたような。食事と食事の合間、ちょっとした休憩時間はそれぞれの部屋に戻り、それぞれが思い思いの時間を過ごすようになり、一緒に集う以外の時間はかなり静かな印象です。

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たくさんのプレゼントを持ってサンタさんがやって来る

クリスマスイブの日に、我が家にはサンタさんがやってきます。赤いコートと帽子をかぶり、ふさふさの白いひげを生やしたサンタさん。

今年もずた袋3つ分のクリスマスプレゼントを引っ提げて登場してくれました。

それにしても、なんでこんなにプレゼントが多いんだろう。プレゼントはひとり一つではすまされない、数で勝負的な感じになるんですよね、毎年。

便秘ももちろんやって来た

おいしいごはんにおやつつき…これが典型的なクリスマス。おいしいのはいいけれど、ビタミン不足・繊維質不足なラインナップ続きになるクリスマスでは、当然、便秘もやってきます。プレゼントと一緒に運ばれてくるこの不健康状態…。

私が料理をするようになってから少しは野菜が増えたとはいえ、相変わらず、便秘気味。クリスマスプレゼントとともにやってくる毎年恒例の不健康ぶりです。

コロナ禍のクリスマス:いつもと違うこと

手抜きの仕方を覚えて調理ストレスを解消

我が家でクリスマスをするようになってから、ごはん作りリレーから解放されずにかなりのストレスだったのですが、ようやく手抜きの仕方を覚えてきて楽になりました。

楽になったポイントの一つは、昨年までは食材をかなりの量で買い込み、冷蔵庫に入らない分はクーラーボックスを使うなどして食材管理に四苦八苦していました。

でも今年は「無理をしない」をモットーにして、食材はプラン下以上ものを買わないように心がけて、下調理して冷凍できるものは冷凍保存をするようにしたら、食材ロスもなくなんとかなったじゃありませんか。

夕食メニューもコースメニュー3品を作るようにしていたのを、1品減らしたり、デザートは義理の両親に頼んだりしてみたら、手抜きをしているものの家族の満足度も半減することなくおいしく過ごせました。

来年も「無理しない」をモットーにクリスマスの料理作りを回していこうと思ってます。

コロナ禍だから…頑なな両親が不仲な親戚と会うことに

義理の両親はイベント好きで、クリスマスといえども家でのんびり過ごすというよりは、どこかに出かけてコンサートや演劇を見るというのが恒例だったのですが、コロナの影響でそれができなくなってしまいました。

イベントはやっていても、両親の年齢を考えるとリスクを負いたくないという気持ちから、行動が制限されてしまうのです。

それでもイベントを入れたい、わが両親。そこで普段はあまりクリスマス中には訪問しない叔父と叔母の住むお宅を訪問することに。あちらからの招待を受けてのことなのですが、実は義理の両親と叔父、叔母の関係はすこぶるいいとは言えないのです。それなのに、義理の両親は彼らの招待を受けることに。

正直、いくらイベントがなくてつまらないクリスマスだとしても、義理の両親が叔父と叔母との再会を受け入れるとは思っても見ませんでした。「叔父と叔母が引越しをしたので新居を見たい」などと理由をつけていましたが、本意ではないことは見え見えで、よくぞ招待を快諾したと思いました。

久しぶりに近親者一同を介した昼食に、やっぱり家族だな、と実感。久しぶりに会うのに、つい先日も会ったんじゃないかと思えるほどの和やかな時間になりました。よく観察をすれば他人行儀なところもあるのですが、こうした機会を持つことはお互いのつながりを確認するうえでも大切だろうと思えたのでした。

コロナがなかったらこの再会は実現しなかっただろうと思えば、コロナ様様です。

ま、でもね、帰宅してから義理の両親は叔父と叔母のことをいろいろ言ってましたから、関係が良くなったとは言えないかもしれません。

2021年のクリスマスも無事に終了

今年のクリスマスも無事に終えることができたようです。楽しい団らんに、「おいしい」と言ってもらいながらできる食事も、クリスマスがあってこそ。

来年もまたこのようなクリスマスになったらいいなと思っています。

2021年も残すはあと数日。大みそかまでちょっと休憩して、そうしたらおせちの準備に取りかかりますか。形だけのおせちですけどね。