そこで、新型コロナワクチンの予防接種を受けるための予約の仕方を紹介します。また、子供への予防接種に関するドイツ政府の見解についてもまとめてみましたので、参考にしてみてください。
〇 ドイツで新型コロナワクチンの予防注射の予約方法を知りたい方
〇 子供への新型コロナワクチンの接種について知りたい方
予防接種を受ける場所と予約先とは?
予防接種は受ける場所によって予約先が違う
ドイツでコロナの予防接種を受けるには、予防接種を受ける場所によって予約先が変わります。
予防接種を受ける場所と予約先については、下記の表でご確認ください。
予防接種の場所と予約先
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上記以外の予防接種を受けられる場所
予防接種センターやかかりつけ医以外にも、予防接種が受けられる場所があります。
老人ホームなどの特別施設では、予防接種チームが来て予防接種が受けられます。
また病院や会社では、嘱託医から予防接種が受けられます。
予防接種の料金は無料
コロナの予防接種の料金は無料です。
【予防接種センターでの予防接種】予約の方法は?
ほとんどの州でオンライン予約フォームか電話で予約ができる
予防接種を予防接種センターで受ける場合には、ほとんどの州でオンラインの予約フォームか電話で予約ができます。
オンライン予約フォームの探し方
オンライン予約フォームは、主に次の2つの方法で見つけられます。
オンライン予約フォームの探し方
- 各州の自治体のホームページで確認。
- 検索サイトで「Impfung」「Terminvereinbarung」「Registrierung」などのキーワードに加えて、「お住いの州」の名前を入れて検索。
・「Impfung」:ワクチン接種
・「Terminvereinbarung」:予約の取り決め
・「Registrierung」:登録
ベルリンはオンラインの予約フォームなし
ベルリンはオンラインの予約フォームはありません。なぜなら、予防接種センターで予防接種を受けられる人は、ベルリン上院(Berliner Senat)から連絡を受けた人だけだからです。
【かかりつけ医での予防接種】予約の仕方とは?
かかりつけ医に電話をして予約
予防接種センターではなく、かかりつけ医でも予防接種を受けられます。かかりつけ医での予防接種を希望される方は、直接、かかりつけ医に電話をして予約を取ります。
かかりつけ医によっては、自院のホームページを通して予約できることもあります。
でも接種予定日はわかっていないんですよねえ。いつになるのかしら?
ドイツでコロナの予防接種は誰ができるの?
6月7日から希望者は予防接種を受けられる
ドイツでは、2021年6月7日からコロナの予防接種を受けられる優先順位の制限がなくなります。
コロナの予防接種の優先順位とは、高齢者や持病等の疾患がある人などが優先して予防接種を受けられるというものでした。
6月7日から優先順位がなくなるということは、原則として、コロナの予防接種を希望される方は予防接種の予約が取れるようになります。
12才以上の子供や若者も予防接種ができる
ドイツの連邦保健省によれば、12才から17才までの子どもや若者もコロナウィルスの予防接種ができるようになります。
EUがビオンテック(BioNTech)社製のワクチンを12歳以上の子どもが摂取することを許可したことが背景にあります。
https://www.bundesgesundheitsministerium.de/coronavirus/faq-covid-19-impfung.html
https://www.impfen-info.de/impfempfehlungen/fuer-jugendliche-12-17-jahre.html
まとめ
コロナウィルスの予防接種は、行政を通して予約をすれば予防接種センターで予防接種を受けられます。また、かかりつけ医で予防接種を希望される場合は、かかりつけ医と連絡を取ってください。
希望される日程で予約が取れるといいですね。