熱いうちに!ジャムの保存容器の消毒はオーブンでするのが簡単です

5月から6月にかけて、またいちごジャムを作る季節がやってきました。私は毎年のようにいちごジャムを作っているのですが、面倒なのが、ジャム瓶の煮沸消毒。たっぷりのお湯でガタゴトガトゴトと煮るだけのことなんですけど、大概、5つほどの保存容器を煮沸消毒するため、大きな鍋を用意しなくてはいけないし、お湯の量も半端じゃないし・・・と、あまり乗り気がしない作業なんです。

そんな私を救ってくれたのが、オーブンでするジャムの保存容器の消毒です。この簡単な瓶詰方法を知ってから、とても楽になりました。

そこで、ジャム瓶の煮沸消毒をオーブンでする方法を紹介します。煮沸消毒ではないので、鍋もお湯もいりません。

ばどほん

一度、このやり方覚えたら、もうお湯を沸かさなくなりました…

オーブンで保存容器を煮沸する前に

準備するもの

ジャムの保存容器の煮沸消毒を始める前に、準備するものはこちらです。

  • ジャムの保存容器:耐熱性のある瓶
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私は市販のジャム瓶を洗って使っています

  • ふきん:清潔なものを2枚ほど
  • トングなどの熱いジャム瓶などを取り扱うための道具
  • :ふたなどを煮沸消毒するため
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オーブンに入れられないふたなどは煮沸消毒します。

オーブンでジャム瓶の煮沸消毒をする方法

① オーブンを180度に温める

瓶を洗ったりする前に、オーブンのスイッチをON。180度ほどに温めておきます。

② 保存容器を食器用洗剤で洗う

次に、手作りジャムを詰めるための保存容器を食器用洗剤を使い洗います。もしも保存容器にゴムパッキンなどが付いているようでしたら、取り外して洗ってください。

ふきんを用意して、その上に洗ったものを取り出して、軽く水を切っておきます。

③ オーブンに保存容器を入れる

保存容器は拭いたりせず、まだ乾いていないままでオーブンに入れます。瓶の口は下向きにすると水分が飛びやすいようです。

オーブンに入れる時間は、約15分です。

④ ふたなどを煮沸消毒

ふたやゴムパッキンなど、オーブンに入れられないものは、煮沸消毒します。

煮沸消毒したものはふきんの上に乗せて、自然に乾かしましょう。

ばどほん

あれ?煮沸消毒をするの?と思われた方もいるかも。

すみません、ジャムを保存するために、すべてをオーブンで消毒するという訳には行かないんです。それでも鍋などの小物だけの煮沸消毒になるので、かなり手間が省けます。

⑤ 熱いジャムを瓶に詰める

アツアツに煮えているジャムを、消毒し終えた保存容器に入れていきます。

ふたをしてから、瓶をさかさまにして自然放置。冷えるまで待って、できあがり。

ばどほん

ふたを下にして置いておくことで、ジャムの熱でふたをさらに消毒することができます。

いちごジャムの作り方は、こちら⤵のページで紹介しています。よろしかったら、参考にしてみてください。

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まとめ:ジャムは熱いうちに保存容器に詰めるのがポイント

ジャムの保存容器の消毒の方法を紹介しましたが、いかがでしたか。私はこの方法が楽でお気に入り。ジャムやシロップなどを作るたびに、この方法で保存容器を消毒しています。

ふたを閉めるときは手の力だけで大丈夫だと思いますが、私の友人は念入りに瓶のふたを開けるための器具を使って締め付けています。でも、私はそこまでしなくても、カビが生えたなどのトラブルはありません。

ポイントは、ジャムなどが熱いうちに作業を進めること。そこでのんびりと作業をしてジャムが冷めてしまうと、カビの発生の原因になりますので、気をつけて。

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。では、また!

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