「パン」を焼こう!1時間でできる最速ドイツパンのレシピ

ドイツの祝日はお店も閉まってるし、やることないし、どうしようと思っているあなた。パンを焼いてみませんか。初心者でもできる最速のドイツパンのレシピを紹介します。

ちょっと寝坊した祝日の朝、ふと気づいたこと。

パンがない!

でも祝日なのでパン屋が閉まっています。どうしようと困った私が思いついたことは、「パンを焼くこと」でした。

この記事では簡単で、かつ最速1時間で焼き上げられるドイツパンのレシピを紹介します。

【この記事がおすすめの方】

  • パン焼き初心者でもパンが焼けるレシピを知りたい方。
  • 短い時間で作れるパンのレシピを知りたいかた。
  • パンがない!と慌てている方

最速ドイツパンのレシピ発見の経緯とは?

ある祝日の朝のこと

ちょっと寝坊したメーデーの日。祝日です。

とりあえず、朝食用のパンでもパンを買いに出たものの、

パン屋が閉まってる!

この事実にパン屋の前で気づいたのは、私だけではないはずです。

ドイツでは祝日になると店が閉まります。

開いているのはガソリンスタンドくらい。

カフェやレストランなら開けている店もありますが、片田舎ではそうもいきません。

そんななかで「パン屋」はちょっと曲者。

お店が閉まる日曜日でも、パン屋さんはお昼までは開いています。日曜日の朝食に丸い小さなパンを食べる習慣のあるドイツ人家庭が多いからです。

でも、祝日は閉まってしまいます。

日曜日と祝日のどちらも店が閉まるものということで、私はほぼ同等扱いなのですが、パン屋さんにとっては日曜日と祝日は大きく意味が違うのです。

「パン屋さんは日曜日には店を開ける。でも祝日はお休み」

パンを焼くことを思いつく

さて、どうしよう、困った。

久しぶりに和朝食といくか?

いや、我が家にはドイツ人がいる!パンを食べたいというはず。パンを欠かせない!

そうだ、パンを焼こう!

ばどほん
そう思いついてしまいました、パンを焼いてこともないくせに。

ドイツパンのレシピを見つけた!

初心者でもできる簡単レシピで、短い時間でできるレシピはないか?と、グーグル様に頼りました。すると、

ありました!「簡単ドイツパンのレシピ」!

ドイツ人がなにやら解説してくれている。

素晴らしいと思いながら聞いていると、

なんと発酵に3時間かかる、だって!

これでは時間がかかりすぎる!

また、ありました!

ミルク入りのふわふわ「ちぎりパンレシピ」!

日本の方が解説してくださっている。

柔らかそう、おいしそう。

でも、ふわふわパンではドイツ人が納得いかない!

そこで、思いつきました。

ばどほん

ミックスすればいいんじゃない!

こうして生まれたのが「材料を揃えてから焼き上がりまで1時間でできるドイツパンのレシピ」です。

ふかふかの食パンではなく、ドイツのパン屋で売っているような生地が詰まったしっかりめの白いパンが焼きあがります。

1時間でできる最速パンレシピ

最速レシピのパン
最速レシピで作ったパンの焼き上がりはこんな感じ

【材料】

  • ドライイースト: 8g
  • 室温の温かさの水: 350㏄
  • 砂糖: 大さじ1
  • 小麦粉405: 400g
  • スペルト小麦粉(Dinkelmehl): 100g
  • 塩: 10g
小麦粉405が手に入らない場合は、薄力粉と強力粉を各200gで代用できます。

【作り方】

① 室温の水をボウルに入れて砂糖を混ぜて、ドライイーストを振り入れる。泡立て器でしっかりとイーストを溶かして約10分待つ。

ばどほん

イーストの香りがしてきて、膨らんでくるのがわかるよ。

② オーブンを220度で温め始める。
※焼き色をしっかり付けたければ、オーブンの温度は250℃で。

➂ 2種類の小麦粉をボウルに入れて、①を入れながら混ぜ合わせる。全体がなじんだら塩も投入して混ぜる。ボウルから取り出し全体にツヤが出てくるまでこねる。(10分ほど)

④ ②を耐熱ボウルに入れて、上からラップをふんわりとかけで、電子レンジ(200w)で約30秒加熱。

ばどほん
我が家の電子レンジではワット数の表示がないので「low」を選びました。

⑤ 電子レンジに入れたまま約10分間放置(発酵中)。

ばどほん
パン生地が膨らんできますよ。

⑥キッチンペーパーを敷いた鉄板の上に、軽く小麦粉を振り、その上に膨らんだパン生地を乗せる。形を整えて、パンの表面をナイフで軽く切り込みを入れる。

⑦約30分焼く。

まとめ

祝日にパンがないと気づき困っている方、また暇でやることがない方も、たまにはパンを焼いてみませんか。私のご紹介した最速ドイツパンレシピはかなり手抜きのパンレシピ。だからこそストレスなく簡単にできるのですが。

本格的にパンを焼きたいのなら、鉄板の上でパンを成型した後、ふきんをかけて乾燥しないようにしてから、温かい場所に移します。30分ほどかけて2次発酵させると柔らかいパンに仕上がります。

でも私は少しでも早く仕上げたかったので2次発酵なしでパン焼きに突入!という強行作戦。それでもドイツ人からOKをいただけるパンになりました。お試しください。

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