成績を上げる最後のチャンス!「Notenbesprechung」で追い込みをかけるコツと注意点

ドイツの学校で成績をあげようと思えば、大切なのはペーパーテストと授業態度。ペーパーテストが重視されるのはわかりやすいですが、授業態度も高く評価されるので、できる限りたくさん挙手して意見を言うと「いい成績」に繋がります。

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いろいろと頑張ってきたけれど、あと一押しいい成績が欲しい、というときに、ぜひやってみたいことが「Notenbesprechungでのアピール」です。

「Notenbesprechung」は先生と生徒が直接成績について話をする機会であり、この機会をうまく使えば成績アップすることも⁈

今回は、Notenbesprechungでの成績を上げる方法と注意点を紹介します。

「Notenbesprechung」で成績を上げる方法とは?

「Notenbesprechung」とは「先生と生徒が成績で合意を得る機会」

「Notenbesprechung」とは、「先生が生徒に通信簿につく成績を言い、その成績でいいかどうかを確認する機会」のことです。

「Notenbesprechung」は、通信簿を手渡し後にクレームが出ないために行われる通信簿前の儀式のようなもの。

通信簿が手渡される約2週間前から始まります。

ばどほん

生徒はNotenbesprechungで成績を知ってしまうので、手渡された通信簿を見てワクワクドキドキ感覚はドイツでは味わえないですよね…

Notenbesprechungでアピールして成績アップを狙う

「Notenbesprechung」は先生が生徒に成績を確認してくるための機会ですから、異論があれば、生徒は先生に異議申し立てをすることができます。

「先生、この成績には納得いきません」と言って、先生を説得。「さもありなん」「確かにそうだ」と先生を説得できれば、成績が上がる可能性があります。

この異議申し立てで成績アップを狙えるケースは、たとえば、成績が「3」だとしても、限りなく「2に近い3」だった場合です。先生も生徒の異議に納得できる節もあるというときには、成績が3から2に変わる可能性があります。

よくある交渉方法

生徒がよく言う異議申し立て例は次の通り。

  • 「テストでは2+を取りました」
    ペーパーテストの結果がたった1回よかったとしても、それを持ち出して頑張った感をアピール。
  • 「座席が後ろの方なので」
    座席が教室の後ろの方に座っているため、先生が気づいてくれなかったと主張。授業参加をしようとしていたことをアピール。
  • 「前期よりもがんばりました」
    主観100%の意見でも先生によっては耳を傾けてくれることもあり。

【注意点】異議申し立てできる先生を見極めて

「Notenbesprechung」で成績について反論することはできます。ただし、だからと言って、やたら滅多に異議申し立てするのはおすすめしません。なぜなら、先生によっては生徒が成績について反対意見を言うと、先生に盾を突いていると考える方も中にはいるからです。

先生も成績を適当につけているわけではありません。ですから、生徒の異議申し立てを聞くと、先生のプライドを傷つけたと感じられる人もいるのです。
特にまじめで厳格な先生は、そのように思う人がいるようです。

では、どんなタイプの先生なら成績について異議申し立てができるのか。

それは、普段から話しやすく、気さくなタイプの先生が◎。

また、Notenbesprechung中の他の生徒たちと先生の様子を見ながら、成績について異議申し立てをしても怒ったりしない先生かどうか見極めることが大切です。

まとめ

今回は、ドイツの学校で行われるNotenbesprechungについてまとめてみました。4年生と8年生の子どもたちの協力を得て書きました。
もしも「あとちょっと成績アップを」と思っているお子さんに、記事内容を伝えてもらえたら嬉しいです。

でもくれぐれも先生の見極めを忘れずに。プライド高めの先生には逆効果とまではいかなくても、怒らせてしまうかもしれないので慎重にお願いします。

最後まで読んでくださってありがとうございました。では、また!

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