ドイツ人の男の子の名前で 日本人の名づけにも違和感のない名前を集めてみた!

ドイツ人の男の子の名前と言うと、フリードリッヒやクリストフなど長めの名前が多くて、日本人の名づけには向かないと思っていませんか。ところが、ドイツ人の名前でも日本人の男の子や女の子の名づけに使われている同音の名前があるのをご存知ですか。

今回は、ドイツで人気の男の子の名前から、日本の男の子や女の子の名づけに使える名前を紹介します。

ドイツ人の男の子の名前で日本人の名づけにも使える名前とは?

【Kai】「かい」は日本では男の子の名前として人気

「Kai(カイ)」ドイツ人の男の子の名前として古くからあり、人気の名前です。「Kai」の意味は、古ドイツ語から「戦士、闘士、騎士」です。

日本の男の子にも「かい」という名前は使われていますよね。「海」「魁」「櫂」「快」「開」といった漢字がよく当てられています。

また「かい」は女の子に比較的耳慣れない名前として名付けることも。その場合は「華衣」「禾唯」などの漢字が使われることで、女の子らしい華やかで優しいイメージの名前になります。

【Noah】「のあ」はドイツでも男の子と女の子に人気

ドイツで「Noah(ノア)」男の子と女の子の両方につけられている名前ですが、その語源としてもよく知られているのが、聖書に出てくるノアの箱舟の「ノア」です。この「ノア」が連想されることが多いので、女の子にも使われていますが、男の子の名前として知られています。

「Noah」の意味は、「癒し」や「穏やかさ」「安心」です。人に安らぎを与えるような優しい名前ですね。

日本の名づけでも、「のあ」は男の子と女の子に人気があります。男の子なら「乃蒼」「乃愛」という漢字が好まれていますが、「乃愛」は女の子の名前としても人気です。また女の子なら「乃彩」「希空」「望愛」という漢字の組み合わせもよく選ばれています。

【Leo】「玲央(れお)」なら男の子と女の子の両方に人気

「Leo(レオ)」はギリシア語の「Leon」が語源となっている名前で、その意味は「ライオン」です。たくましいイメージの名前で、ドイツでは男の子の名前として人気があります。

日本でも「れお」は男の子の名前として人気があり、漢字では「玲央」「怜央」「蓮央」「礼於」といった字が使われています。

また「玲央」は女の子の名前としても人気ですし、「玲桜」「澪桜」のように「桜」という字を使って花のイメージを添えた名前もあります。

【Rio】男の子なら「陵央」、女の子なら「莉緒」

「Rio(リオ)」は、ドイツでは人気のある男の子の名前のひとつで、「Rio」の意味は「川」や「嵐」です。スペイン語が語源です。

ドイツで「Rio」は男の子の名前ですが、日本では性別に関係なく名付けられている名前です。

男の子なら「陵央」「莉央」「理央」などの漢字が、女の子なら「莉緒」「莉央」「鈴桜」「里緒」などの漢字が人気です。

まとめ

ドイツ人に人気の男の名前の中から、日本人の男の子や女の子の名づけにも使われている名前には、「のあ」や「かい」などがあります。ドイツでこれらの名前を聞くと、すぐに男の子をイメージするのですが、日本では名付けに漢字を使えるので、漢字の選び方次第で名前の趣きが変わるのが素敵です。ドイツ語の名前の意味と合わせて、名付けの参考にしてみてはいかがでしょうか。ドイツ生まれのお子さんでも、日本語表記にするときに漢字を当てておくというのもいいですね。

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