2023年の夏が終ろうとしている9月11日。夏と、もう秋?と思えるほどの冷え込みで右往左往したヘッセン州、フランクフルトの夏も終わろうとしています。
お気づきの方もいるかと思いますが、2023年8月はブログを一切更新しないという、なんともお粗末な次第でしたが、新年度も始まり、そろそろエンジンをかけようかと思っています。
夏から秋へ、秋から冬へと季節が変わっていくこれからの数カ月、気温の変化に、天気も代わりやすいのもこの季節の特徴です。お互いに健康には気を付けて、今年も乗り切っていきましょう。
充実しすぎた夏休み
夏休みは子どもにとって味わい深い時期
子どもと生活していると、「夏休み」というのは、大きなキーワードになります。単に「長い休み」という意味だけではありません。ドイツでは、夏休み明けが新年度になるため、子どもが大きく成長していくように映る時期でもあります。
子どもたちが「夏休みには何をしようかな」と期待を込めて、旅行の計画やお友達と遊ぶ計画などをあれやこれや話している合間をぬって、
「次は○年生になるんだね」と子どもたちに問いかければ、ちょっと晴れ晴れしい表情を浮かべたりします。
夏休みは、家族と過ごす時間が増えて、子どもたちは学校に言われたことをするのではなく、普段できないことを楽しむための時期。限られた時間の中で、子どもたちはいろいろと考えをめぐらします。また、一学年が終わったという充実感も、子どもたちになにかしらの自信を与えるタイミングでもあります。
子供たちの成長を見るという意味でも、夏休みは貴重な時期なのではないでしょうか。
充実しすぎた夏休み
コロナの緊張感が解けて2年目となる2023年の夏休みは、日本への一時帰国を果たしました。ただ今年の一時帰国については、「果たした」という表現が大げさでないほどに、かなり迷いました。
何せ、航空運賃が高すぎる!そりゃないよ、航空会社さん!
怒りなどぶっ飛ぶほどの爆上げされた航空運賃に、家族で旅立つにはあまりにもキツい・・・お財布とにらめっこする日々がありました。でも、この夏休みが終わると、学生生活において区切りとなるような新しい学年が始まるため、子どもたちのご褒美として一時帰国を決めました。
滞在期間は3週間。日本にいる間は、私は外国人ツアーのガイドとして(笑)、台風の直撃をまぬがれながら、日本各地を見て回ったのでした。
富士山の7合目まで登頂し、富士急ハイランドで遊び、立山黒部アルペンルートを抜けるなど山遊びが中心となった日本旅行。猛暑の日本列島にもかかわらず、暑すぎない日本も体験できて、気持ちの良い日本滞在になりました。
日本からドイツに帰ったら、1日おいてイタリアへ。子どもがサマースクールに参加するためです。
初のイタリア旅行でしたが、日本の猛暑とは違うタイプの猛暑で、どちらかと言えば、「イタリアの夏の方がきつい!」という印象を持ちました。「乾燥しているんだから日陰に行けば大丈夫」なんてのんきなことを言ってられないほどの暑さでした。朝の涼しい時間帯のはずの8時頃でさえ、10分も歩けば汗をかくというほどの大変な暑さで、ある意味で貴重な体験をさせてもらいました。
心優しい、あったかいイタリア人たちに出会えたことが救いになりました。
2023年をどう締めくくる?
2023年が終わるまでのこり4カ月未満。どうやって今年を締めくくるのか、なんてちょっと大げさ、しかも早すぎるテーマかもしれませんが、時を過ぎるのは早し。特に子育てに追われているとなおのこと。やりたいこと、やれることを整理しながら、今年も充実した一年にしていきましょう。